2019年07月01日
こんにちは。湯本です。
来年の7月には、私が生まれてから、二度目の東京オリンピックが開催されます。
前回のオリンピックの時は、私は、小学1年生でした。
当時、我が家には、4本脚の白黒テレビがあり、食い入るように開会式を見ていた記憶があります。
鍛え上げられたアスリートたちが、各競技に全身全霊で競う姿に、一喜一憂し、感動していました。
しかし、あれから半世紀の間に、アスリートの中にも、ズル(ドーピング)をする人たちが現れたのは残念でしたね。勝つ事と記録だけにこだわり、フェアな部分に陰りが見えてしまいました。
記録が出た時には感動しましたが、不正が公表されたときは、その何倍も残念な気持ちになりましたよね。
今回のオリンピックは、真のスポーツマンの心意気を見せてほしいと思います。
私たち職人の世界にもオリンピックのような舞台があるとすれば、私たち匠職人は、この地元というグラウンドで、マイスターシップ(職人魂)にのっとり、コツコツと磨き上げた腕を駆使して、皆さんのために、どれだけの仕事をすることができるのか。ズル(手抜き)をしないで、自信をもって作品として仕上げることができるのか。そして、皆さんに、どれだけの感動を与えることができるのかを競うことかもしれません。
しかし、未だに、この塗装業界には、ズルをしたり、お客様に対して、感動を与えることも二の次で、記録という施工件数と売り上げを確保することに執着しているだけの人たちがいるのも事実です。
いつの日か、マイスターシップであふれる日が来ることを祈りながら、今月も一生懸命頑張ります!