2019年08月22日
こんにちは!
湯本匠塗装店の増田です😊
今年の梅雨は長かったですね…💦
長雨の影響でしょうか…弊社も雨樋や雨漏りでのお問い合わせを多くいただきました。
私も15年くらい前でしょうか…自宅の玄関で雨漏り事件が発生し、大騒ぎをしたのをよーく覚えてます😖
当時は他社に努めており、どこに相談したらよいかわからなかったので、
近所の大工さんに視てもらい、恐らくベランダから水が回っているとの事で処置をしていただきましたが…
家の構造からして、玄関の真上は二階の和室になるのです😳
素人なので、原因と理由が知りたくて、大工さんにしつこく訊いたところ、
「ん~多分コーキングが切れちゃったのよ。」
との事…それ以上は(いくらしつこく訊いても)答えてくれませんでした😶
そんな苦い思い出が沢山ある私ですが、
この度、お客様のベランダの改修を密着させていただき、原因が判明いたしました💦
まず、素材や状況に応じて防水の仕様を見極めて施工する事が大切なので、
親方が現調の際、シート防水の破損個所についてお客様に新規でのFRP防水加工が最適と提案させていただきました。
FRP防水とは、(繊維強化プラスチック – Fiber Reinforced Plastics – )を防水分野に応用したもので、
ウレタンやシート防水といった従来の防水工法にはない多くのメリットを有しており、酸化しづらく科学的に安定しているプラスチックを
”繊維”によって補強した素材の総称をFRP(繊維強化プラスチック)と呼ぶそうです。
軽量で、強度的にも強い、”複合”材料として、防水工事意外にも様々な製品で利用される素材で、
身近なところでいうと、お風呂の”バスタブ”や”車のバンパー”などFRP(繊維強化プラスチック)が利用されているそうです。
👆FRPマットの拡大図です。
FRPが優れているのは解りました…そして調べてみると我が家のベランダもちゃんとFRP防水…😶
WHY???
これは調査に乗り出さないとと思い、担当對馬さんに付き纏う宣言をし、
(イヤそうな顔をしてましたが、もう気にしません💖)工事のいきさつを観察してみることに😊
まずは下処理。
丁寧にベニヤを貼っていきます。
板と下地に番号がふってあります。
立ち上がり部分が終わったら床面も丁寧に貼っていきます。
立ち上がりと床との接合部分に面木を入れ、釘穴や板のつなぎ目を一つ一つシリコンで埋めていきます。
細かーい作業ですが、とても大事な工程です。
隙間なくキレイに下地が完了しました😄
プライマーというノリのようなものをしっかりと浸透させ、塗布します。
FRPを隙間なくしっかりと乗せ、脱泡していきます。
立ち上がり部分までしっかりと貼れました✨
最後にトップコートをしっかりと塗装して…
塗装して…
塗装して…
完成です❣
そして素人の私でも判った事😶
我が家のベランダ
⓵面木が入っていない
⓶立ち上がりまでFRPが貼っていない
…😶
…😶
…😶
良い素材を使っても、良い職人さんに施していただかないと十分な効果が得られないのですね…😭
原因がわかってスッキリしたのは束の間、すぐにモヤモヤしてしまった増田です😖
それではまた、次回お会いしましょう❣